妊娠中にセラミック治療を受けたい場合お勧めの時期は？

2024/12/21

妊娠中記から後期がおすすめ

妊娠中にセラミック治療を歯科医院で受けたい場合、妊娠中記から後期がおすすめです。その理由は、妊娠中期から後期は胎児の主要な発達が終わって安定した状態になるからです。

また、母体も妊娠に適応し始めて精神的に落ち着くため、治療を受けるのに適した時期だと言えます。ただし妊娠後期になると、お腹が大きくなるので仰向けになれない方が多いです。体の負担が大きくなるため、妊娠後期は長時間の治療は避けた方が良いでしょう。

妊娠初期にセラミック治療をするリスク

妊娠初期にセラミック治療を受けることはリスクを伴います。その理由は、妊娠初期は胎児の臓器形成が行われる重要な時期だからです。医療行為を受けることで胎児に影響を及ぼす可能性があります。また、治療によって胎児に何か影響があるのではという不安な気持ちを抱えやすいです。

したがって、妊娠初期は胎児への影響が少ない応急処置に留めておいた方が良いでしょう。セラミックのような審美的な治療は、母子ともに安定する妊娠中期に先延ばしすることが賢明です。

妊娠中に歯科通いをする際の注意点

妊娠中に歯科医院に通う場合、胎児への影響を考えてレントゲン撮影や麻酔の使用は最小限に抑えることが大切です。レントゲンや麻酔によって気分が悪くなるケースもあるので、医師には事前に妊娠していることをきちんと伝えておくと良いでしょう。

また、妊娠中はホルモンバランスが乱れやすく、身体の変化が大きいです。さらに、精神も不安定になるケースが少なくありません。そのため、緊急性が高くない治療は無理に受けない方が賢明です。

関連記事