セラミックの詰め物や被せ物が取れたときの注意点

2024/05/21

取れた直後にとりたい応急処置としてはいけないこと

セラミックの詰め物や被せ物が取れた直後には、慌てて自己流の応急処置を施すのは避けるべきです。特に、取れた詰め物や被せ物を自力で再度取り付けようとする行為や、不適切な接着剤を使用することは厳禁です。

これらの行為は、歯や歯茎をさらに損傷させる原因になり得ます。取れた部分が鋭利である場合舌や頬などを傷つけないよう注意し、治療の最中などにおいては口の中を清潔に保つために、優しく水で口をすすぐことをお勧めします。

取れた詰め物や被せ物はどうしたらよい？

取れたセラミックの詰め物や被せ物は、再利用が可能な場合がありますので、大切に保管してください。清潔な乾燥した場所に保管し、できるだけ早く歯科医院を訪れる際に持参しましょう。

歯科医師は取れた詰め物や被せ物を評価し、再利用が可能か、または新しい詰め物や被せ物が必要かを判断します。取れた部分がある場合、食事の際にはその部分に食べ物が詰まらないよう注意し、柔らかい食べ物を選ぶなどして、該当部位に負担をかけないようにしましょう。

再治療・再発防止には受診がおすすめ

セラミックの詰め物や被せ物が取れた場合は、再発防止と適切な治療を受けるためにも、速やかに歯科医院への受診がおすすめです。歯科医師は取れた原因を詳しく調べ、必要に応じてさらなる診断や治療を行います。

今後同様の問題が発生しないように、日常のオーラルケアのアドバイスや、歯の負担を減らすための対策を提案してくれるでしょう。定期的な検診や適切なケアを心がけることで、セラミック治療の長期的な成功につながります。

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