セラミックインレーで治療するメリットは？

2024/05/21

1度セラミック治療が完了すれば何度もクリニックに通う必要がない

セラミックインレーとは、虫歯治療で行われる詰め物のことで、過去では銀歯の詰め物で治療されていましたが、現在はセラミックインレーが主流になりました。セラミックインレーは表面が滑沢なためプラークの蓄積が起こりづらく、虫歯が再発しにくいというメリットがあります。

またセラミックインレーと歯は銀歯と歯に比べて適合性が高いため、セラミックインレーと歯の間にすき間ができにくく、虫歯菌が侵入しにくいので口腔内環境の悪化や二次齲蝕のリスクを低減します。

美しい自然な歯を実現できる

銀歯と違ってセラミックインレーは陶器と同じなめらかな素材でできており、白い歯や天然歯に近い自然な色調で修復及び再現ができます。加えて銀歯の場合は金属が溶け出すと金属の影響で歯茎が黒ずむことがありますが、変色しにくいセラミックインレーは長期間にわたって白さを保てるので、修復部位が変色しづらく、虫歯治療後も美しい歯を実現できるのです。

大きく口を開けて笑っても審美性が高いため、患者さんのメンタル面にとってもよい治療方法です。

金属アレルギーの心配がない

銀歯を長期間口内で使用していると、詰め物の金属が徐々に溶けだして金属アレルギーの原因になります。金属部分に接する口腔粘膜や歯肉が炎症を起こし腫脹や発赤や発熱、疼痛や機能障害や口内炎が起こるほか、舌がしびれたり唇がただれたりします。

その点、セラミックインレーの原料はセラミック素材の一種の二ケイ酸リチウムガラスです。金属をいっさい使用していないうえ化学的安定性に優れているため、金属アレルギーの心配がありません。

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