セラミックではなくメタルボンドでの治療が向いている人は

2024/06/21

強度が優れているので歯ぎしりの癖がある人

できるだけ自然な補綴物にしたいという方に選ばれているのがセラミック治療です。セラミックは天然の歯のような透明感と色味があり、被せ物や詰め物といった補綴物を入れても自然な仕上がりになります。

ただ、歯ぎしりの癖がある方はオールセラミックではなく、メタルボンドが向いています。メタルボンドの中身は金属で表面がセラミック製です。オールセラミックだと歯ぎしりで割れる恐れがありますが、メタルボンドであれば強度に優れているので安心です。

セラミック治療でなるべく費用を抑えたい人におすすめ

セラミック治療は健康保険が適用されず、治療にかかる費用は全額自己負担となります。自然な仕上がりにしつつ、費用面はなるべく抑えたいという方にもメタルボンドはおすすめです。

オールセラミックで被せ物を作った場合の相場は1本につき、10万円から20万円前後です。メタルボンドの相場は約8万円となっています。少し費用は安くなるので何本もある銀歯を白くしたいけれど、費用面が心配という方はメタルボンドを検討してみましょう。

治療の歴史が古く症例数が豊富なので安心して治療を受けたい方

メタルボンドの治療は古くから行われています。登場したのは1950年代です。数十年と多くの歯医者さんで採用されてきた実績があります。またエビデンスも蓄積されており、安心して受けられる治療でもあります。実績があるので万が一、何かトラブルが起こった場合も対応しやすいです。

セラミック治療の1つジルコニアは、日本では2005年に認可を経て治療が開始されました。メタルボンドと比較するとまだまだ歴史は浅いと言えます。

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