ハイブリッドセラミックを使用する危険性やデメリット
強度や耐久性が劣るので強い力が加わると磨り減りやすい
ハイブリッドセラミックのデメリットや危険性として、その強度や耐久性は他の材料に比べて劣ることがあります。特に強い力が加わると磨り減りやすく、耐久性に欠ける傾向があるでしょう。
このような性質は、特に高負荷や高ストレスの状況下で問題を引き起こす可能性があります。そのため使用する場面や環境によっては、より頑丈な材料を選択する方が望ましいことも多いです。しかしながらハイブリッドセラミックは軽量であり、耐摩耗性に優れているなどの利点もあります。
セラミック治療後に歯垢が付きやすくなって歯茎に炎症が起きやすい
ハイブリッドセラミックを使用した治療では、治療後に歯垢が付きやすくなることが挙げられます。歯垢が付着すると、それが石灰化して歯石となり、これが歯茎の炎症を引き起こす可能性があります。歯垢の除去が不十分だと、歯周病や歯肉炎などの問題が進行するおそれもあるでしょう。
ハイブリッドセラミックは自然な歯のような表面の質感を持っているため、一般的なセラミックに比べて歯垢が目立ちにくくなる傾向がありますが、それでも完全には防げない場合もあります。
セラミック治療を受けて年数が経つとツヤがなくなる
ハイブリッドセラミックを使用する際の危険性やデメリットは、治療を受けて年数が経つとセラミックの表面にツヤがなくなることです。初めは美しい輝きを持つものの、時間が経つと摩耗や色あせが生じ、見た目が劣化してしまう可能性があります。
このツヤの喪失は治療の寿命や美観を損なうだけでなく、自信や満足感にも影響を及ぼすかもしれません。したがってハイブリッドセラミックを選択する際には、その耐久性やメンテナンスの必要性について考慮することが重要です。