ハイブリッドセラミックは保険適用になる?条件は?
厚生労働省に施設基準の届け出を行って認可された歯科医院で治療を受ける
ハイブリッドセラミックの保険適用を受けるためには、まず厚生労働省に施設基準の届出を行って認可された歯科医院で治療をうけることが必要です。この認可を受けた医院では、保険適用範囲内でハイブリッドセラミックの使用が認められており、患者さんは保険適用のもとで治療を受けることができます。
決定を下す前に、デメリットも十分に考慮することが重要です。認可をうけている医院かどうかは事前に医院に問い合わせるか、医院のウェブサイトで確認することが推奨されます。
前歯と犬歯と小臼歯と第一大臼歯を治療する際に保険適用となる
ハイブリッドセラミックを使用した治療が保険適用となるのは、特定の歯に限られるのです。具体的には、前歯、犬歯、小臼歯、および第一大臼歯の治療の際に保険適用の対象となります。
これらの歯の状態は咬合に重要な役割を果たすと同時に、審美的にも重要視される部位であるため、ハイブリッドセラミックの使用が認められています。治療を受ける際にはしっかりとどの歯が保険適用の対象となるのか、歯科医師に確認することが大切です。
CAD/CAMを使って作られたCAD/CAM冠やインレーに限られる
ハイブリッドセラミックを使用した治療の保険適用は、CAD/CAM技術を用いて作成された冠やインレーに限定されます。CAD/CAM技術によって製造されたハイブリッドセラミック製品は、精密なフィット感と高い耐久性を持つため、保険の適用範囲内で使用が認められています。
自然な見た目と機能を回復させることができます。治療前に、使用されるセラミック製品がCAD/CAM技術によるものであるかどうかを、歯科医師に確認することが推奨されます。